大学導入|働くOS
就職が決まった後の学生支援を、キャリア教育として整える
就職活動で「選ばれる力」を鍛えた学生が、入社前後に迷いやすいのは
お金・時間・働くルールと、組織での基本コミュニケーションです。
働くOSは、その部分を大学のキャリア教育として補強します。
就職が決まった後に、支援が届きにくい領域
就職活動期は「選ばれるスキル・見極める」支援が中心になりやすい一方、内定後〜入社前〜入社直後は、 学生が個別に抱え込みやすいテーマが出てきます。ここをキャリア教育の延長として扱うと、初動が安定します。
- 内定通知・雇用条件・契約書を見ても、どこを確認すればいいか分からない
- 給与明細や控除の仕組みが分からず、「何が起きているか」を説明できない
- 労働時間・残業・休みのルールが曖昧で、判断が止まる
- 困った時に、誰にどう相談すればよいか分からない(相談の順番がない)
- 年代・価値観の違う人との距離感がつかめず、やり取りがしんどくなる
- 報連相のタイミングや粒度が分からず、後手に回る
導入の目的
学生が「働き始め」に必要な確認と行動を持った状態で社会に出られるようにします。
ねらいは、入社後の混乱を減らし、相談や意思決定ができる初動を整えることです。
3つのOSで扱うこと
守るOS(お金・時間・ルール)
労働条件・給与明細・労働時間・休み・相談ルート。
「確認ポイント」と「動き方」を揃えます。
進めるOS(組織での基本行動)
相手視点の伝え方、距離感、報連相。
年代や価値観が違う相手とも進めるための基本を整えます。
選ぶOS(入社後の判断軸)
入社後に起きる選択(相談する/抱える/続ける/変える等)を、
自分の言葉で整理できる状態にします。
プログラム内容
目的
- 入社前後に必要な「初動」と「判断軸」を整える
- 困った時に、相談へ接続できる状態をつくる
- 組織の中での基本行動(伝え方・距離感・報連相)を揃える
内容(概要)
- 守るOS:条件確認/明細理解/時間と休み/相談の順番
- 進めるOS:相手視点の伝え方/距離感/報連相/詰まりの言語化
- 選ぶOS:入社後の選択肢を整理する(判断軸を言葉にする)
実施回数・時間は、授業枠や対象学年に合わせて調整します。
成果(できる状態)
- 雇用条件や契約の文面を見て、確認ポイントを自分で整理できる
- 給与明細を読み、「何がどれだけ引かれているか」を説明できる
- 労働時間・休みの考え方を理解し、記録や相談に移れる
- 困った時に「誰に・何を・どう伝えるか」を決めて動ける
- 年代や価値観の違う相手とも、距離感を保ってやり取りできる
- 報連相のタイミングが分かり、状況を短く共有できる
導入形態
| 正課(単位化) | シラバスと評価観点を揃え、授業として運用できます。 |
|---|---|
| 準正課 | キャリアセンター等で運用できます(修了証・ポートフォリオ等にも接続可能)。 |
| 連動(活動・インターン等) | キャリア形成支援活動や学内活動と連動し、「働く前の準備」として位置づけられます。 |
PBL(課題解決型の実践)は、大学での導入(正課・準正課・活動連動)の中で扱う設計にしています。
個人向け単発ではなく、教育設計として運用できる形で提供します。
シラバス例(見出しのみ)
| 1 | 就職が決まった後に必要な準備を整理(入社前後の全体像) |
|---|---|
| 2 | 守るOS:雇用条件・契約の見方(確認ポイント) |
| 3 | 守るOS:給与明細の見方(控除・手当・残業の構造) |
| 4 | 進めるOS:相手視点の伝え方/距離感/報連相(基本行動) |
| 5 | 守るOS:労働時間・休み・相談ルート(困った時の順番) |
| 6 | PBL:職場を想定した進め方(詰まり→改善)/入社後の初動設計 |
導入の流れ
- ヒアリング(対象学年・人数・導入形態)
- 構成決定(扱う範囲・評価観点・運用方法)
- 実施(共通の観点で運用)
- 振り返り(次年度に向けた改善)
導入の相談
学年・人数・形態に合わせて、導入方法を整理します。
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