はたらくとは何か
狙い:働くことを、仕事だけでなく、生活・健康・家族・組織との関係まで含む経験として捉えます。
概要:働くことを取り巻く要素を広く見渡し、「自分にとって働くとは何か」を考える土台をつくります。
WHY IT MATTERS
学生は、自己分析や企業研究、仕事選び、選考への備えを学びます。一方、働き始めると、実際の労働条件、人間関係、役割や責任、仕事との相性など、就職前には見えにくかった現実に直面します。
入社前に聞いていたことと実際の働き方とのずれや、初職での経験・職場環境は、その後の離職とも深く関係しています。
WORKING REALITY
やりがいや責任感、成長意欲、協力する姿勢、自主性は、働くうえで大切なものです。
一方で、それらを大切にするほど、無理を引き受けたり、断れなかったり、自分の負担に気づきにくくなることがあります。
だからこそ、何を大切にして働きたいのか、どこまでなら無理なく続けられるのかを、自分の経験や状況に照らして考え、言葉にすることが、これからのキャリアを考える土台になります。
PROGRAM CONCEPT
「はたらく羅針盤」は、就職前に学んだキャリアと労働の知識を、実際の働く場面でどう捉え、考え、使うかを学ぶキャリア教育プログラムです。
キャリア教育では、自分を知り、仕事や企業を理解し、進路を考えます。労働教育では、働く上でのルールや権利、労働条件、相談先などを学びます。
「はたらく羅針盤」は、どちらかを置き換えるものではありません。二つの学びに「自分の働くを探究する」視点を加え、知識を実際の働く場面とつなぎます。
PROGRAM
働くことを広く捉え、見えにくい境界線を考え、自分の経験を言葉にし、その振り返りをこれからのキャリアにつなげます。
狙い:働くことを、仕事だけでなく、生活・健康・家族・組織との関係まで含む経験として捉えます。
概要:働くことを取り巻く要素を広く見渡し、「自分にとって働くとは何か」を考える土台をつくります。
狙い:やりがいと負担、責任感と自己犠牲など、働く中で曖昧になりやすい境界線に向き合います。
概要:身近なケースから、何が起きているのか、どこに境界線があるのか、何を確かめる必要があるのかを考えます。
狙い:「なんとなくつらい」「何かおかしい」という感覚を、自分の経験を捉える手がかりに変えます。
概要:起きたこと、感じたこと、考えたことを整理し、自分の状況や考えを他者にも伝えられる言葉にします。
狙い:自分の経験を振り返り、その意味を捉え直して、これからのキャリアを考えます。
概要:予期しなかった経験、選択肢が広がった経験、境界線が気になった経験を振り返り、次の選択につながる手がかりを見つけます。
LEARNING OUTCOME
働く中で生まれるモヤモヤには、自分が大切にしたいこと、負担に感じること、望む働き方や役割を知る手がかりがあります。
働き続ける、誰かに相談する、職場と対話する、環境を変える。どの選択をする場合にも、自分の経験を捉え、納得できる次の行動を考えられることを目指します。
「どこに就職するか」だけでなく、「働き始めてから、経験とどう向き合うか」までを在学中の学びに。既存のキャリア教育・就職支援・労働教育をつなぎ、学生が自分の働く経験を考えるための視点を提供します。