働く進路設計

就活の先にある
「働く」を考える

就職はゴールではなく、「働く」という新しいスタートです。
「はたらく羅針盤」は、就職前に学んだキャリアや労働の知識を、実際の働く場面でどう捉え、考え、使うかを学ぶキャリア教育プログラムです。

WHY IT MATTERS

就職する準備はしてきた。
でも、「働く中で起こること」への準備は十分とはいえません。

学生は、自己分析や企業研究、仕事選び、選考への備えを学びます。一方、働き始めると、実際の労働条件、人間関係、役割や責任、仕事との相性など、就職前には見えにくかった現実に直面します。

入社前に聞いていたことと実際の働き方とのずれや、初職での経験・職場環境は、その後の離職とも深く関係しています。

入社前と実際の労働条件の乖離、初めての会社を辞めた理由、初職でのトラブル経験と離職の関係、退職代行利用者の年代や在籍期間を整理した図
離職や退職代行の利用自体を問題視するのではなく、働く現実に直面したとき、本人だけで抱え込まず、状況を捉え、言葉にし、相談や選択につなげるための準備が必要です。

WORKING REALITY

働く中では、
大切にしたい価値ほど、境界線が見えにくくなる。

やりがいや責任感、成長意欲、協力する姿勢、自主性は、働くうえで大切なものです。

一方で、それらを大切にするほど、無理を引き受けたり、断れなかったり、自分の負担に気づきにくくなることがあります。

だからこそ、何を大切にして働きたいのか、どこまでなら無理なく続けられるのかを、自分の経験や状況に照らして考え、言葉にすることが、これからのキャリアを考える土台になります。

やりがい、責任感、成長機会、協力、自主性という大切にしたい価値と、過度な負担、自己犠牲、無償労働、押しつけ、実質的な強制との間にある境界線を問いで示した図
大切にしたい価値を手放すのではなく、自分が置かれている状況と境界線を捉え、言葉にし、これからの働き方を考えます。

PROGRAM CONCEPT

「はたらく羅針盤」
キャリアと労務を、一つの「働く経験」として学ぶ。

「はたらく羅針盤」は、就職前に学んだキャリアと労働の知識を、実際の働く場面でどう捉え、考え、使うかを学ぶキャリア教育プログラムです。

キャリア教育では、自分を知り、仕事や企業を理解し、進路を考えます。労働教育では、働く上でのルールや権利、労働条件、相談先などを学びます。

「はたらく羅針盤」は、どちらかを置き換えるものではありません。二つの学びに「自分の働くを探究する」視点を加え、知識を実際の働く場面とつなぎます。

キャリア教育・就職支援と労働法・労働教育を、自分の働くを探究する5つのプロセスを通じて一つの働く経験としてつなぐ図
労務とキャリアを別々の知識として学ぶのではなく、一つの「働く経験」の中で、自分で問い、確かめ、考えます。

PROGRAM

「働く」を、自分で探究できるようになる4つの学び

働くことを広く捉え、見えにくい境界線を考え、自分の経験を言葉にし、その振り返りをこれからのキャリアにつなげます。

はたらくとは何か、見えにくい労務問題をケースで考える、モヤモヤや違和感を言葉にするという3回の講座と、学んだ視点を自分の経験とこれからにつなげる学びの統合を示した図
3回の講座で「働く」を探究する土台をつくり、学んだ視点を自分の経験とこれからにつなげます。
第1回

はたらくとは何か

狙い:働くことを、仕事だけでなく、生活・健康・家族・組織との関係まで含む経験として捉えます。

概要:働くことを取り巻く要素を広く見渡し、「自分にとって働くとは何か」を考える土台をつくります。

第2回

見えにくい労務問題をケースで考える

狙い:やりがいと負担、責任感と自己犠牲など、働く中で曖昧になりやすい境界線に向き合います。

概要:身近なケースから、何が起きているのか、どこに境界線があるのか、何を確かめる必要があるのかを考えます。

第3回

モヤモヤや違和感を言葉にする

狙い:「なんとなくつらい」「何かおかしい」という感覚を、自分の経験を捉える手がかりに変えます。

概要:起きたこと、感じたこと、考えたことを整理し、自分の状況や考えを他者にも伝えられる言葉にします。

学びの統合

経験を自分のこれからにつなげる

狙い:自分の経験を振り返り、その意味を捉え直して、これからのキャリアを考えます。

概要:予期しなかった経験、選択肢が広がった経験、境界線が気になった経験を振り返り、次の選択につながる手がかりを見つけます。

LEARNING OUTCOME

働く経験を、
これからを考える材料に変える。

働く中で生まれるモヤモヤには、自分が大切にしたいこと、負担に感じること、望む働き方や役割を知る手がかりがあります。

働き続ける、誰かに相談する、職場と対話する、環境を変える。どの選択をする場合にも、自分の経験を捉え、納得できる次の行動を考えられることを目指します。

  1. なんとなく抱える
  2. 自分の経験として捉える
  3. 言葉にして考える
  4. 相談・対話・選択へ
  5. これからのキャリアにつなげる

大学のキャリア教育を、「就職の先」まで広げる

「どこに就職するか」だけでなく、「働き始めてから、経験とどう向き合うか」までを在学中の学びに。既存のキャリア教育・就職支援・労働教育をつなぎ、学生が自分の働く経験を考えるための視点を提供します。

就活の先にある「働く」を、
大学のキャリア教育に。

「自分の働く」を探究する学びを、社会に出る前に。大学・教育機関での導入について、お気軽にご相談ください。

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